Uncategorized 薬をやめてしまう人に、共通していたこと 4月 21, 2026 精神科の訪問看護をしていると、「薬をやめてしまった」という連絡を受けることがある。 病院から退院して数週間後、症状が落ち着いてきた頃合いに、本人が「もう飲まなくていいと思って」と言う。あるいは、訪問に行くと薬がそのまま残っていて、「最近飲んでない」と話す。 なぜやめてしまうのか。 10年以上訪問看護をしていて、「薬をや... 坂本なつ
Uncategorized 「声が聞こえる」と3年間誰にも言えなかった話 4月 21, 2026 精神科の訪問看護をしていると、「言えないまま来た」という人に出会うことがある。 症状を抱えながら、誰にも言わずにいた人。言えなかったのではなく、言い方がわからなかった人。あるいは、言ったら何かが変わってしまうと思っていた人。 Gさんは20代の男性だった。 訪問を始めたのは、「イライラが止まらない」という相談がきっかけだ... 坂本なつ
Uncategorized 「しんどいね」と言った本人と、「良くなってる」と言う家族の間で 4月 21, 2026 精神科の訪問看護をしていると、同じ部屋にいる二人が、まったく違うことを見ていると感じることがある。 Cさんは60代の男性だった。長年、家族と一緒に暮らしながら、精神科に通い続けていた。 訪問のたびに、私はCさんと奥さんの両方に話を聞くようにしていた。 ある日、Cさんに「最近どうですか?」と聞くと、しばらくの沈黙のあとに... 坂本なつ
Uncategorized 「先生じゃなくて、友達でしょ」と言われた日のこと 4月 21, 2026 訪問看護師をやっていると、利用者さんから言われてどう答えたらいいか分からない言葉がある。 「先生じゃなくて、友達でしょ」 Aさんにそう言われたのは、訪問を始めてから1年以上が経った、ある夜のことだった。 Aさんは40代の男性で、発達の特性から職場でうまくいかないことが多く、私が訪問を始めたのは「感情のコントロールができ... 坂本なつ
Uncategorized 精神疾患を抱えながら一人暮らしを続けるために——訪問看護師が伝えたい7つのこと 4月 17, 2026 こんにちは、精神科の訪問看護師をしている坂本です。この仕事を始めて12年になります。今日は「精神疾患を抱えながら一人暮らしをすること」について、私が現場で感じてきたことを書いてみようと思います。一人で暮らすということは、自由でもあり、同時に静かな不安を抱えることでもある。そのどちらの気持ちも、否定しないで読んでもらえた... 坂本なつ
Uncategorized 統合失調症のある家族との接し方——訪問看護師が12年の現場で学んだこと 4月 16, 2026 はじめに——「どう接したらいいかわからない」という声 精神科の訪問看護師として働きはじめて、もう12年になります。 私がこれまでたくさんのご家庭を訪問してきた中で、いちばん多く聞いた言葉があります。 それは、「どう接したらいいか、わからないんです」という言葉です。 統合失調症と診断されたご家族がいる方——お母さん、お父... 坂本なつ
Uncategorized うつ病に訪問看護は効果がある?現場12年の看護師が語るリアルな変化 4月 16, 2026 こんにちは、精神科訪問看護師の坂本です。この仕事を始めて12年になる。今日は「うつ病に訪問看護って、実際どうなの?」っていう話をしたいと思う。効果があるのか、何が変わるのか——現場で見てきたことをもとに、正直に話していくね。 うつ病と診断されて、病院には通っている。薬も飲んでいる。でも、なかなか良くならない。家から出ら... 坂本なつ
Uncategorized 「もう限界かもしれない」──精神疾患のある家族を支えるあなたへ、訪問看護師が伝えたいこと 4月 15, 2026 はじめに──「限界」という言葉が出てきたとき 精神科の訪問看護師として現場に出て、もう12年になります。 この仕事を続けてきて、何度も聞いてきた言葉があります。 「もう限界です」 それは、精神疾患を抱えるご本人からではなく、その隣にいるご家族の口から出てくることがほとんどです。 玄関先で、リビングで、ときには電話口で。... 坂本なつ
Uncategorized 精神科訪問看護の仕事内容をリアルに語る|12年やってきた私が伝えたいこと 4月 14, 2026 はじめに|「精神科訪問看護って何してるの?」という質問に答えたい 精神科訪問看護の仕事を始めて、もう12年になります。 この仕事をしていると、友人や知人からよく聞かれることがあります。「精神科の訪問看護って、具体的に何してるの?」という質問です。 正直なところ、ひと言で説明するのがとても難しい。血圧を測ったり、点滴をし... 坂本なつ
現場の話 訪問看護体験談 私が訪問看護で大切にしていること——12年でたどり着いたこと 4月 11, 2026 12年間、毎週玄関先に立ち続けてきました。 最初は「よい看護師になりたい」と思っていました。今は、「よい」という言葉がなんなのかよくわからなくなっています。でもそれより大事なことが見えてきた気がします。 「来ること」を続ける 訪問看護師の仕事の本質は、「来ること」だと思っています。 断られても(訪問を断られた日)、怒鳴... 坂本なつ